自宅にインターネット環境を持つ人が非常に多くなっている昨今、回線を利用する為に契約するプロバイダも様々な選択肢が出てきています。
どのように選べばいいのかよく分からない方も多いでしょう。
しかし、何でもいいか、と選んでしまうと一年ほどで大きな価格の違いが発生することもあります。
少しでもお得に、そして快適にインターネット環境を利用する為にチェックしたいポイントをご紹介します。
〇インターネット接続回線の種類とは
一口にインターネットを利用するといっても、その回線には幾つかの種類があります。
大まかに分類しますと、モバイルWi-Fiルータといった持ち運び可能なタイプと、住居に回線を引き込む固定回線に分けられます。
まず、ポケットWi-Fiとも呼ばれるモバイルWi-Fiルータを利用するインターネット回線は、無線タイプの通信でパソコンなどから小型のルータを介してインターネットにアクセスします。
無線ですので場所によっては通信が不安定になることや、速度があまり出ない場合があります。
一人暮らしで利用する方や、通勤途中など外出先で多く利用する方に向いています。
次に、固定回線は有線タイプで住宅に回線を引き込んで利用します。
住宅内でルータを接続してパソコンやゲーム機等、複数の機器から同時にインターネットアクセスが可能です。
速度も安定して提供されているので、ご家族で使われる環境や、多くの動画やネットゲームなどを安定して利用したい方にはこちらがおすすめです。
〇モバイルタイプを選ぶ時にチェックすべきポイントとは？
では、利用する環境からモバイルWi-Fiルータのタイプを選びたいとなった場合はプロバイダ選びでどのような項目をチェックすれば良いのでしょうか。
比較サイトなどでは、月ごとの価格の他に通信速度が比較されていることがほとんどです。
しかし、このタイプでは速度が場所によって大きく左右されますので最高速度が少し違うからといってあまり気にする必要はないでしょう。
他に大事な項目として、通信制限が挙げられます。
これはプロバイダが定めた期間内に一定以上の通信容量を超えた場合に、その翌日などから通信速度が低速に制限されてしまうことです。
一日に長い時間の動画を見る方は制限についてチェックしておきましょう。
また、場所を取らないことや工事が不要であることなどから、特に若い方に人気が出てきており各プロバイダが新しいユーザーを取り入れようとキャンペーンを実施していることが多くあります。
比較の際には、キャンペーンの期間や条件をよく読みましょう。
〇固定回線を選ぶ時にチェックすべきポイントとは？
モバイルタイプより少し価格は高くなりますが、住宅へ回線を引き込むことで安定した速度と接続が得られる固定回線タイプは、近年、光回線とケーブルテレビ回線が主流となっています。
集合住宅の場合、最初からケーブルテレビのネット回線が利用できることが多く、入居後すぐに利用できるという利点からよく利用されています。
また、電話回線やテレビ契約のセット契約で安くなるので、条件を考慮して比較してください。
次に、光回線はその他多くのプロバイダで利用でき、年々高速化が進んでいますので、多くの場合ケーブルテレビより高速で利用可能です。
回線速度が気になる方にはこちらをおすすめします。
また、接続設定が不安な方はパソコンの設定サポートの有無を確認しておきましょう。
〇インターネット環境を選ぶ為のチェック項目まとめ
自宅にインターネット環境を整えたい場合、回線とプロバイダ選びは非常に重要になってきます。
月額が少しの差でも長期間の契約になると価格の差は大きくなりますが、
安いけれど利用に耐えない回線速度という状態ではストレスが溜まってしまいます。
使用する頻度を考え、回線やプロバイダを選ぶことが大切です。
